これまでの歩み~相続という仕事にかける想い

行政書士として相続のお仕事をさせていただいていると、どうしても親族関係や財産のことなど立ち入ったことをお聞きすることがあります。

そんなとき、相談する相手がどんな人なのか気になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

相談者様にお悩みや不安をお話しいただく前に、まず私自身のことを知っていただくために、歩んできた道のりや、仕事に対する思いを簡単にお話させていただきたいと思います。

丁寧に

行政書士の資格を取得して開業する前は、大学病院で秘書として働いてきました。

病院は人の命に関わる場ですから、事務の仕事であってもミスが許されません。

議事録の作成一つをとっても、僅かなミスもないように細心の注意を払って仕事に向き合ってきました。

そして、せっかく任せられた仕事を深く掘り下げて遂行したいと考えましたので、その後に社会保険労務士や簿記の資格を取得していきました。

そうして培ったものが、仕事への基本的なスタンスになっています。

転機

組織の一員としてのお仕事は良い経験となりましたが、転機となる出来事がありました。

これまで良きアドバイスをくれた父が入院し、私が当事者として動く必要がでました。

治療の経過での支出や、契約上のことも考えていかなければなりません。

困ったときには事前に専門家に相談することで、トラブルを未然に防げると言われておりました。その言葉に従い、専門家のご助力もいただくことで、乗り切っていきました。

協力体制は、行政、法律、医療、介護と、いろいろな形で用意されていると感じました。

相談することは勇気がいることかもしれませんが、一歩を踏み出していただけたらと思います。

相続という仕事にかける想い

身近な方を亡くして、どうしたらよいのか分からずに、不安でいっぱいになってしまう方も多いのではないのでしょうか。

そうした方々の不安を取り除き、大切な家族が亡くなられた後に直面する相続の問題をサポートしたい。

そう思ったことが、相続の仕事を選んだ一番のきっかけでした。

相続の仕事は人の内面の繊細な部分に関る仕事です。

大切な方が亡くなられたばかりで悲しみにくれるご家族の方々と接するとき、大切なのはお気持ちを汲み取っていくことだと考えています。

親族の病気や死に際して、心が平静でいられないのは自然なことだと思っております。

人生の大切な場面で、お悲しみの心の負担を少しでも減らすことができますよう、微力ながら精一杯サポートしてまいりたいと存じます。

分からないことや悩んでいることがございましたら、どうぞお気軽にご相談下さい。